修理速報
iPhone6s、耳元から音が出なくなった!原因はある意外な部品の故障!
[2019.01.24] スマホスピタル中津 ドックコネクター交換修理(充電部分) iPhone 6s
iPhoneの内部故障に関するご相談で比較的多いのが、「iPhoneから音が出なくなった」というものです。
iPhoneには耳元と本体下部に計2種類のスピーカーが搭載されています。
通話したり動画を再生したりする時に聞こえる音はこのスピーカーのいずれかから出てくるのですが、
その音が聞こえなくなってしまうことがあるのです。
ただし、「音が聞こえなくなった」という症状については、スピーカーだけの問題で解決できないこともあるというのが厄介な点です。
多くのiPhoneで、耳元のスピーカー(イヤースピーカー)はフロントカメラ部品と接していますし、
本体下部のスピーカー(ラウドスピーカー)はドックコネクター(充電口部品)と接しています。
そのため、フロントカメラ部品やドックコネクター部品に問題があると、
結果的にスピーカーの動作がおかしくなることがあるのです。
また、この部品の組み合わせを超える形で症状が出ることもありますので、
実際の不具合の内容を確認した上で、どういった修理対応が可能なのかを検討していく必要があります。
昨日は、iPhone6sから音が出なくなったとのご相談をいただきました。
症状としては、お電話でお話をされる時に、お相手のお声が聞こえなくなっているというものでした。
症状を聞くだけなら、イヤースピーカーやフロントカメラなどが怪しいと思われたのですが・・・
音量ボタンの動作チェックをしている時に、不審な点を発見しました。
イヤホンを接続していないにも関わらず、「ヘッドフォン」モードであると表示されてしまっているのです。
「ヘッドフォン」モードの時には、イヤホンから音が出るように切り替わるため、耳元のスピーカーからは音が出なくなってしまうのです。
イヤホンを挿していないのに「ヘッドフォン」モードと表示されている、
これはイヤホンを挿す部分・イヤホンジャックに何らかの異常が発生している可能性があります。
iPhone6sを含む多くの機種のイヤホンジャックは、ドックコネクター部品の一部であるため、
今回のiPhone6sはドックコネクター部品の交換が必要かもしれません。
こういった仮説の元、新しいドックコネクター部品を仮接続してみました。
新しいドックコネクター部品であれば、「イヤホンを挿していないのにヘッドフォンモードになってしまう」不具合が解消されそうです!
確認が取れたので、ドックコネクター部品の交換に入ります。
ドックコネクター部品は、iPhone6sの奥まった位置に取り付けられています。
スピーカーなどを一旦取り外し、ドックコネクター部品を取り外します。
そしてここに、新しいドックコネクター部品を取り付けていきます。
取り付け完了!
お客様にも通話の動作確認をしていただき、無事にスピーカーから音が出るようになりました!
お客様によると、iPhoneの下の部分をちょっと濡らしてしまわれたそうです。
おそらく、それが原因で、イヤホンジャック部分が故障してしまったのでしょう。
今回の修理の様に、「iPhoneから音が出なくなった」という不具合を解消するためには、
実際に症状を拝見し動作確認をすることで、初めて原因を推測できるものも多くあります。
そのため、お持ちのiPhoneから音が出なくなってしまったら、
まずはお気軽に店頭までお持ちください。
そこから動作チェックを行なって、不具合の原因などを分析していきます!
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