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機種によって変わる、iPhoneのホームボタン修理事情
[2019.01.21] スマホスピタル中津
カテゴリー:その他の修理について
長らくiPhoneの主要機能として搭載されてきた「ホームボタン」。
iPhoneXではiPhone史上初めてホームボタンが廃止され、
2018年の新モデルiPhoneに至っては、全モデルでホームボタンが廃止されはしましたが、
iPhone8・8Plusといった現行機とも言えるモデルまではホームボタンが搭載されています。
一度開いたアプリを閉じるだけではなく、
指紋認証機能であるTouchID、Siri起動、マルチタスク管理など、
iPhoneを使う上で基本となる様々な機能のコントロールを担う、大切なボタンです。
そんなホームボタンだからこそ、いざ破損・故障してしまうと困ったものです。
そのため、「iPhoneのホームボタン修理」はコンスタントに修理のお問い合わせが寄せられています。
しかし、機種によって構造や機能が大きく異なるというのも、ホームボタンの特徴です。
構造・機能の違いは、修理対応の違いにも繋がります。
そこで今回は、構造・機能の違いから、
iPhoneのホームボタンを大きく3種類に分け、
それぞれの修理対応の違いをご紹介いたします。
お持ちのiPhoneがどれに当てはまるのかをご確認いただいた上でご覧ください!
①指紋認証がついていない、ボタン構造のホームボタン(iPhone4・4S・5・5C)
iPhoneシリーズの中では、これらの機種のホームボタンは、比較的シンプルな構造をしています。
これらの機種に搭載されているホームボタンは、ボタン部品単独でも押したらカチカチと反応する、「ボタン」式の部品です。
そして、ホームボタンの中央に四角いマークが印刷されているのも特徴的です。
これらの機種のホームボタンは、交換前後で何かが変わることは基本的にありません。
そのため、ホームボタンが反応しなくなったり動作がおかしくなったりした場合、
ホームボタン部品を交換することで、特段、大きな問題もなく、症状は改善することでしょう。
ただし、ここに分類されるホームボタンは、
何らかの形で「ドックコネクター(充電口部品)」と関連し合って動作することが多いのです。
そのため、ドックコネクター部品に異常があるために、結果としてホームボタンの動作に異常が起こることもあるのです。
その場合は、ホームボタン部品交換ではなく、ドックコネクター部品交換が必要になる場合もございます。
どちらが必要かは、店舗スタッフが確認した上で判断いたします。
②指紋認証搭載の、ボタン構造のホームボタン(iPhone5S・SE・6・6Plus・6S・6SPlus)
iPhone5sで初めて搭載された「TouchID」(指紋認証機能)は、発売当時、大きな話題を呼びました。
5s以降、全てのホームボタンにTouchIDが搭載されていることからも、
この機能がiPhoneにとって重要な機能であることがわかります。
iPhone5S~6SPlusまでの機種のホームボタンは、
TouchIDを搭載していて、かつ、ボタン部品そのものを押すとカチカチ反応する構造を有しています。
ここに分類される機種のホームボタンの大きな特徴は、
「ホームボタン部品の交換そのものは可能だが、交換後はTouchIDが使用できなくなる」
という点です。
TouchIDのシステムそのものがホームボタンに搭載されており、
かつ、そのシステムはホームボタンと本体がリンクすることで初めて作動する仕組みになっているのです。
そのため、ホームボタンを交換してしまうと、
ホームボタンとしての機能そのものは利用可能ですが、
TouchIDのシステム自体は成立しなくなるため、使用不可になってしまうのです。
ただし、これらの機種のホームボタンは全て、別の部品を中継して本体と接続されています。
5SとSEはドックコネクター、6と6Plusはホームボタン専用ケーブル、6sと6sPlusは画面部品が、ホームボタンと本体の中継の役割を果たしています。
そのため、中継となる部品に異常があると、結果的にホームボタンの動作に異常が出ることがあります。
こういった中継部品のみ交換し、ホームボタンそのものは交換しないで済むのであれば、
修理後もTouchIDは変わらず使っていただけることでしょう。
③感圧式ホームボタン(iPhone7・7Plus・8・8Plus)
iPhone7以降、ホームボタンの「ボタンとしての構造」そのものが大きく変わりました。
ボタン部品そのものは押してもなんの反応もないのですが、
本体に接続されている時、ホームボタンを押した時の圧力を感知して動作する「感圧式」ボタンに変わったのです。
そして、TouchIDは今でも健在です。
感圧式ホームボタンの大きな特徴は、
ホームボタンが故障してしまうと、本体の動作そのものに不具合が出やすくなるという点です。
過去にも、落とされた時にホームボタンが物理的に破損してしまい、
それ以降、急にシャットダウンしたりリンゴループが発生したりと言った不具合が連続して出てきたという事例が存在します。
また、感圧式ホームボタンを修理する場合、本体ごとお預かりして修理する必要があるというのも、大きな特徴です。
そのため、6sシリーズまでのホームボタンとは異なり、7シリーズ以降のホームボタン修理は、かなり大掛かりなものとなります。
しかし、ホームボタンそのもの・丸い部分が割れていたり破損していたりすると、
残念ながらそもそも修理不可となってしまいます。
そのため、異常を感じられたら、お早めにご相談いただきたい部品です。
ただし、7シリーズも8シリーズも、6s/6sPlusシリーズ同様、画面部品がホームボタンと本体の中継役を果たしています。
そのため、画面交換することで、結果的にホームボタンの機能が復活する可能性もあります。
まとめ
このように、一言で「ホームボタン」と言っても、
機種により、その修理対応は様々です。
お持ちのiPhoneの機種、不具合の内容、本体のコンディションにより、
必要な修理対応・改善可能性のある対応が変わってきます。
お持ちのiPhoneのホームボタンを修理したいなと思われたら、
ぜひお気軽にご来店ください。
拝見した上で修理のお見積りなどご紹介いたします!
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